この文章は2010年6月の当サイト開設時に執筆し、過去に掲載したものです。
ジェリー・パーネル氏は、SF作家として多くの実績を残されましたが、2017年に死去されました。ご冥福をお祈り申し上げます。
現在は、サービスを終了しております。ご了承ください。

ジェリー・パーネル氏は米国のSF作家です。そして著名なコンピューター・コラムニストでもあります。小型コンピューターのごく初期の時代から実際にさまざまなコンピューターを自作したり、利用したりしたレポートや、コンピューター関連の製品のレビュー、コンピューター界の動向へのコメントなどを発表してきました。
米国の出版界事情にも大変詳しく、早い時期から出版物がいずれ電子化されることを予見して、自分の出版物の電子出版にも積極的に取り組んでいます。
長い経験に基づく深い考察は多くの読者の支持を得ています。最近はWindows 7、iPad、電子出版など今注目されているトピックをとりあげて、ますます興味深くなっています。

米国マグロウヒル社のByte誌に掲載されていたパーネル氏のコラムです。日本では日経BP社が日経バイト誌に20数年にわたって掲載し、同誌の休刊後は日経PC Onlineに移って掲載が続けられてきました。

私は2004年にまだこのコラムが日経バイト誌に掲載中から、翻訳をやらせていただいていました。私自身が大変大切に、誇りに思ってきた仕事です。日経PC Onlineへの掲載終了が決まった時、何とかこれを違う形で続けて、パーネル氏の「長年にわたる読者」に提供し、もっと多くの方々に知っていただく方法はないかと考えました。
幸い、日経BP社が好意的に便宜を図ってくださり、著者のパーネル氏の了解も得られたため、私の個人サイトへの翻訳掲載が実現しました。
当サイトではコラムの全文を翻訳して掲載しておりましたが、現在は、サービスを終了しております。

Science Book Club 林田 陽子